組織・キャリア」カテゴリーアーカイブ

Q.「平等なチーム」はあり得ない?

あり得ます。 しかし、状況によっては「平等なチーム」は明らかに好ましくないと言えます。 例えばそのひとつが初期のスタートアップです。 平等なチームのイメージを簡単にまとめると、 ・チーム全員で決める ・チーム全員で行う ・チーム全員で助け合う 少々抽象的ではありますがこういうことではないかと思います。 初期のスタートアップにとってはまず「全員で決める」が極めて困難だと言えます。 例えば初期のチームメンバーが5人で、CEO, CTO, CTOの元部下のエンジニアがベテラン1人と若手1人の計2名, ジュニアな... Read More >>

Q. 油断するとミーティングばかりになる。どうしたらいいのか?

これは働く人に共通の悩みですね。何故こういう質問や相談を受けることがあるかというと私がミーティング嫌いだからです。(公言) まず第一にミーティングは一般にコストが非常に高いです。 試しに某Y社に所属していた時に、大企業なので給与テーブルは大体わかるので、とあるミーティングのコストを時給換算で試算してみたことがありました。当時まだミーティング時間の短縮を訴えるような声は少なく、2時間の定例会をチームメンバー全員、約30人で行っていました。 そのコストと、私が今経費申請しようか悩んでいるノートPC。メモリを増... Read More >>

Q. 頭の固い上司の下についてしまったら万事休すか?

これはスタートアップというよりは、社内の新規事業を立ち上げようともくろんでいたりする方で比較的大きな企業に所属されている方から受けることがある素朴な質問です。 「自分にはやりたいことがある。でも上司はそういう新しい試みに対する理解が一切ない。会社には主体的に部署異動の希望を通すような仕組みもない。これは詰んだのか・・・」というパターンです。あるあるですね。 ひとつ単純な手法を伝授しておきます。「上司の上司に行け」です。 これはいわゆる「頭を越える」行為です。 嫌われます。怒られます。「組織の規律に反する」... Read More >>

Q. 海外で経験を積むのは若い方がいい?

私は自分のキャリアに関してほとんど後悔というものがありません。 それは失敗が無いという意味ではなく、失敗も成功も全てが糧になっているという意味です。 人生様々なところで選択を求められます。受験で2校に受かったけどどちらに行くか?就職先は?今の仕事を続けるべきか、異動するべきか?転職するべきか?結婚、育児、もろもろです。 しかし私にも一個だけ後悔していることがあります。 それは学生時代に海外に出なかったことです。 私は旅行好きだったので観光で様々なところに行きました。 しかし、アメリカに住んで決定的に感じ... Read More >>

Q. 社会人に学び直しは必要か?

よく言われる課題です。私は自分の子供たち、特に小学生の長男に口酸っぱく言っていることがあります。最近ではそれを察して彼が自分から言って来ることも増えてきました。それは「自力で学ぶ力を何よりも大事にしろ」ということです。 私はいつになっても、どのような職業でどのようなステータスであったとしても、常に学び直しは必要だと考えています。 この100の回答全編では意識的に可能な限り多くの事柄について触れるようにしています。特殊な用途に絞ってはいません。 それらは私が社会人の初期に身につけたこともあれば、渡米してから... Read More >>

Q. 英語を身につけるにはとにかく現地に行け!で合っているのか?

私のお恥ずかしい歴史について共有しましょう。 私は英語が苦手です。それは今も変わりません。アメリカに5年も住んで帰ってきて、かれこれ20年も海外と関わる仕事をし続けてきて、それでも苦手なものは苦手です。 また私はそれなりに読書家で、気になった本で翻訳が出てない場合は原書の英語版を取り寄せて読みます。それでも苦手なものは苦手です。 英語に対する最初のつまづきは中学生でした。至って普通の、東大に入るやつからヤンキーまでいる公立中学校で、英語の成績だけ中の下くらいの成績でした。何故そんなにできなかったかは明確に... Read More >>

Q.トップダウンの適切な使い方とは?

ここで告白しますが、私は「トップダウン過ぎる」とメンバーから言われたことがあります。 一度ではありません。何度か。毎度、とまでは言いませんが。 リーダーになったとき、誰しも「共和的リーダーシップ」を発揮したいと思うものです。 信頼できるメンバー、意義のある目標、周囲の期待が揃えばなおのこと。 みんなで協調して、問題点は常に話し合い、納得して進んでいく。職場はハッピーでメンバーは皆仲が良い。そんな情景を誰もが求めています。 ところが、どこか「足りないもの」に気づく時があります。 「推進力」です。 実りある建... Read More >>

Q. ポートフォリオワーカーは本当に居心地が良いのか?

ちょっと毛色の違う話題ですが、最近聞かれることが多いので書いてみます。なおポートフォリオワーカーとは複数の仕事やアクティビティを抱えて暮らす人のことです。 ポートフォリオという言葉はよく資産管理で出てきますが、ポートフォリオワーカーはその名の通り働くことを資産管理のようにコントロールしている人のことだと言えます。 私には「1週間ずっとこれをしている」ということがありません。 1日のうちに複数の会社のミーティングに出席することもあれば、実験や検証で丸一日どこかに篭りっきりになることもあります。偶然午前と午後... Read More >>

Q. 非生産的な会議の生産性の上げ方

ただでさえミーティング嫌いな私が、非生産的な会議を許すわけがありません。笑 ここで「非生産的な会議」とはどのようなものを指すでしょうか。 いくつかパターンがありますが、典型的なものを挙げます。 1. 会議の目的がハッキリしない会議 2. 誰か一人がひたすら話しているだけの会議 3. 情報共有以上のことが一切行われない会議 4. 深堀りや脱線を繰り返す会議 これらは当然ながらファシリテーションをきちんとすることで回避できます。 しかし、仮にあなたが「典型的非生産的会議」に面したとしたら、その時は必ずファシリ... Read More >>

Q. 大企業を辞めたらキャリアは終わるか?

むしろ始まります。と言ってしまいましょう。 「大企業を辞めたら・・・」と考えているような人にとっては、ですね。大企業に所属している人が「辞めたい」「辞めようかな」と考えるシーンはきっと沢山あると思います。 しかし大企業から大企業へ転職する人がほとんどではないでしょうか。就職市場はそのように動くことがある程度パターン化されています。そういう人は私に相談に来ませんし、そもそも私の助言は不要です。 もし選択肢の中に中小企業やスタートアップがチラホラする場合、私は圧倒的にあなたのキャリアを「開始」することをお勧め... Read More >>

Q. チャレンジするなら20代のうちなのか?

ポジティブな意味で「やっぱ20代のうちですよね!」と20代の人から言われるので「いやいや、それは違うよ」とここでも返しておきます。 「チャレンジに年齢なんて関係ないよ!」とかユルい寝ぼけたことは言いません。 「チャレンジするなら30代後半」です。 ちなみに「チャレンジするなら20代だ」と考える一般的な肯定的意見の背景にあるものを少し考察してみましょう。 【異論①】発想が柔軟で常識に縛られずに思い切った行動が取れる 【異論②】失敗してもいくらでも取り返しが利く 【異論③】20代は三徹までいける 「そりゃ... Read More >>

人事評価 in アーリーおよびミドルステージのスタートアップ

よく質問を受ける話なのでまとめておく。まず前提として 人事評価 など無くても会社が回っていれば問題はない。 なので 「あえてやる」 ということは何か 『先にご利益』 があるか何か 『現在に問題』 があるかのどちらかだ。 【 先のご利益の例 】 ・上場審査 、 買収交渉 などでポジティブに受け止められる ・メンバーの 採用時 に「しっかりした会社だ」というアピールができる ・組織が大きくなってきた時に各メンバーの やるべきことや規範 がハッキリする(評価されることをやる) 【 現在の問題の例 】 ・社内に... Read More >>

キャリアに悩めるあなたに

以前とある「漠然とした悩み」が話にあがり、私なりのコメントを返す、なんていうやりとりがありましたが、あとで振り返って、一般にも通用する内容だったなと思えたので以下にまとめ直してみました。キャリアに対してどうモチベーションを保っていくか悩んでいる人にとって何かの参考になれば幸いです。対象者は、・ある程度キャリアを積んでいる・現在やっていることが自分の成長に繋がっているのか確信が持てない・どちらかというと他にやりたいことがあるというような人です。私のルーツはコテコテのエンジニアですが、以下に示すことはエンジニ... Read More >>

ネイティブスピーカーのみの環境に飛び込め!なんて言われたって

語学習得ビジネスが儲かる理由はひとえに挫折率の高さが故である まず、みんなもっと自分は怠惰で向上心がないということを自覚する必要がある じゃあどうする? 当然、潔くハードルを下げるしかないのだ。 よく『語学習得済み』のひとが言う 「ウダウダ考える前にネイティブスピーカーのみの環境に飛び込め!」 なんて言われたってそれは無理。 度胸という意味で。 あと「経験者は語る」だが『理解度限りなくゼロ』のままその場にいるのはマジで辛い 子供とかわかーい学生とかなら良いけど、社会人としてはマジ辛い。 「そんなの積... Read More >>

アメリカでリモートワークが多い理由

# この記事は過去の投稿=backNumberです先日「なぜアメリカはリモートワークが多いんですかね?」と聞かれて時間もなかったのであまり良い返答ができなかったなぁと反省し、ここにまとめなおしてみる。 しかし先に言っておくが、その場即答であまり面白い返答ができなかったように、時間をかけて書いても決して面白いことが書けたわけではない。、、、なんてexcuse さて、私が行ってきた場所がシリコンバレーだからというのは多少あるのかもしれないが、LAでスタートアップをやっている友人はメンバー全員リモートワークだと... Read More >>

新卒は大手企業に入るべきか?スタートアップに入るべきか?

大学の後輩に聞かれたので良い機会と思い整理してみる。 まず、私は新卒で大企業にいった人間だ。そして8年勤めた後、アメリカに渡ってスタートアップに入った。 色々感じるところはあったが、結論から言うと「どちらもアリ、ただ自分には大企業→スタートアップの流れは合ってたかな」と考えている。 さて、以下にツラツラと項目立てて書いてみよう。 技術 これは「大企業の方が分不相応な技術に触れさせてもらえる機会は多い」と言える。 あえて分不相応と書いたのは、スゴい技術を持っているスタートアップはゴロゴロしている。しかしそ... Read More >>

ジャパニーズサラリーマンがシリコンバレーへ渡る7つの方法

こちらにいると日本人ネットワークは色々と広がっていく。 そうやって見ている中での色々な『シリコンバレーへの渡り方』を整理しておこう。 当然一番シンプルでよくある話が研修や駐在で数年アメリカへ来るケースなのだが ここではそれは取りあげず、もっと先にある永続的なものをにらんだ渡米について考えたい。 「シリコンバレーで勝負したい!」とか 「カリフォルニアののんびりした気候の中で暮らしたい♪」 と考えている老若男女問わず参考になれば幸いだ。 当然だが永住権保持者などは対象にしない。 あくまで「普通に日本でサラリー... Read More >>

これからの社会を生きるエンジニアへ【ソフト屋とハード屋、どっちが得だと思う?】

ちょっと仕事っぽい真面目な話でも。(やべぇな、また長文になってしまった) ハード屋の視点、ソフト屋の視点 仲間内であったり、友人同士であったり、たまに議論というかグチの応酬のようなことになる。 表面的には「やっぱソフト屋の方が得だよねぇ〜」「いやいやハード屋でしょ、得してるのは」そんなやりとりだが、裏は「ハード屋は損してる。だって最近の中途採用の公募職種見てみろよ。ソフトばっかだぞ」とか「ソフト屋は損してる。だって次々出てくる新しい言語やアルゴリズムを延々習得し続けないといけないんだぜ」とかいうようなグチ... Read More >>