「直感のみで言いたい放題」のハナシ

# これは過去の投稿の復刻版=backNumberです先日こちらにいる知り合いの方が『複数の、しかも質や種類の大きく異なる議論が絡み合っている状況で、直感のみで言いたい放題いう』という状況が嘆かわしいというか、欧米化の道筋というかという趣旨のことをつぶやいていてちょっと考えてしまった。『言いたい放題の文化』というキーワードから思ったことを書きたい。『アメリカ人はディスカッション上手』と日本人は認識していると思うが、私はそこは『確かにそうだが、本質的には全く違う』と言いたい。彼らは主にディスカッションが上手... Read More >>

日本のスタートアップエコシステムの方向性について考えるおれは暇人か!?

とある友人に宛てたメールよりシェアする意味がありそうな部分を抽出してみる。 なお断っておくが私はいちエンジニアであって政治家でも政策提案者でもないし VCの人間でもないしスタートアップの経営者ですらない。(まだ。笑) しかし、ここ(シリコンバレー)にいる人間の端くれとして 感じることはまぁそれなりにあるわけだ。   人材流出について まずこの友人との議論のベースにあった『人材流出』について説明を加えておく。 現在の日本の状況を鑑みると、 日本におけるスタートアップを支えるエコシステムというのは非... Read More >>

「今日を精一杯生きるんだ!」は綺麗事でもなんでもなくて

先日スイス人のOTさんという方と夕食をともにする機会を得た。 60歳くらいのおじさまで非常にウィットに富んだ受け答えが特徴の方だった。 彼はStanford出身でスイス銀行などを渡り歩いたIT危機管理のスペシャリスト。 現在はスイスと米国のビジネスを取り持つ会社のBoard memberをやっているんだとか。 そんな彼は過去に大きな心臓の病気をしたことがあるらしく その際どうにか一命は取り留めたものも今でも心臓の機能の半分は動いていないのだそうだ。 で彼が言うには彼はいま「leasing of life」... Read More >>

ジャパニーズサラリーマンがシリコンバレーへ渡る7つの方法

こちらにいると日本人ネットワークは色々と広がっていく。 そうやって見ている中での色々な『シリコンバレーへの渡り方』を整理しておこう。 当然一番シンプルでよくある話が研修や駐在で数年アメリカへ来るケースなのだが ここではそれは取りあげず、もっと先にある永続的なものをにらんだ渡米について考えたい。 「シリコンバレーで勝負したい!」とか 「カリフォルニアののんびりした気候の中で暮らしたい♪」 と考えている老若男女問わず参考になれば幸いだ。 当然だが永住権保持者などは対象にしない。 あくまで「普通に日本でサラリー... Read More >>

マルディーニの言葉とセコイアキャピタル

パウロ・マルディーニ 90年代ACミランの黄金期において中心選手として活躍し、 イタリア代表としてはW杯優勝一回、準優勝一回を経験する言わずと知れた名選手だ。 16歳で名門ミランでデビューすると瞬く間に代表選出、 数々の華々しい実績を残すと選手人生の晩年も38歳まで変わらずミランでプレーし続けた。 2012年に現役引退。 彼の名言は数知れないが、とあるインタビューの中に印象深い言葉がある。 「あなたは何故ここまでの名選手になれたと思いますか?」 以下、マルディーニの回答 「私はミラノに生まれて気付いたら... Read More >>

小林亜星が「音楽なんてほとんどがパクリ」と言ってたけどそれはある意味で真理なわけで、

「画期的なアイディアを思いついた!!!」 とシャワーを浴びながら小躍りしたくなることはよくある。 しかしその『画期的なアイディア』というものはほとんどの場合で 真の意味での『画期的』にはなかなか届かないもので よくよく調べたら似たようなものが既にあったり、 そのアイディアを煮詰めているうちに他の人が似たようなものを出したりするものだ。 でもそのとき言うべきセリフは 「早くやれば良かった、チクショウ!」 ではなくて、 「お、同じようなこと考えるやつがいるってことは良いアイディアなのかもな」 が正解なのだろう... Read More >>

どこかの大企業より近くの馬の骨

 この記事は過去の投稿の復刻版=back numberですここシリコンバレーならではの文化なのかたまたま私がそういう事例ばかり見かけるかなのかわからないが「どこかの大企業より近くの馬の骨」というポリシーに近いものを感じる。これは主にパートナー選択の際の話だ。というのも、シリコンバレーからは様々なインフラ系スタートアップが成功を収めているが、それらの最初の顧客は大抵シリコンバレーの企業なのだ。インフラ系は早い段階である一定数の顧客を手にできるかどうかが勝負だ。その意味ではシリコンバレーは非常にその... Read More >>

理不尽とプロフェッショナリズム 〜 BtoBとBtoC 〜

# これは過去の投稿=backNumberです 最近『狼と香辛料』を読んで商人も楽しそうなもんだなと思った。(安直w)狼と香辛料は中世のヨーロッパをもじった世界を舞台に行商人と人狼の旅を描いた物語で、ずいぶんと渋い題名だがそれなりに人気でマンガやアニメなどにもなっている。商人は情報と知識が命、しかし時折度胸と機転が求められる。想像するには楽しく、行うは難し、というやつなんだろうがとりあえず見る分にはやはりエキサイティングで断片的にとりあげられるテーマにも作者の色々な造詣の深さには唸らされることがある。異端... Read More >>

『人脈』っていう言葉を使うのに軽く嫌悪感を覚えたら日本人

# この記事は以前の投稿の復刻版=back numberですまず最初に、ことアメリカ社会においては人脈ってとても重要だ。日本にいたときにも多少はそう思ったけどアメリカに来ると重要度が跳ね上がる。それは雇用形態の話だったり、日本みたいな階層構造ではない組織構造のうんぬんとか、まぁ色々なものが絡み合っての話なわけだけど基本的には単にみんなそういうのが嫌いじゃないんだと思う。文化と言っても良い。したがって古くから『人脈』という言葉に幅広く親しいアメリカ人はそういうものの使い方やコントロールの仕方が上手なんだと思... Read More >>

未だによくわからないことがひとつある ー アメリカ式ハナシの進め方

一応アメリカ企業で働いて1年半になる。 同僚も日本人、ドイツ人、トルコ人などはいるが大半はアメリカ人だ。 で、どーにも未だによくわからないことがひとつある。 それは『ハナシの進め方』だ。 仕事の進め方、と言っても良いかもしれない。 まず、全体的な傾向としてE-mailで仕事を的確に進めることについて アメリカ人は『形式的なイマイチさ』を抱えている。 もしくは日本人などの『几帳面民族』は非常に優れたスキルを持っているのかもしれない。 良い例がインラインの使い方だ。 私はITリテラシの講師でもなんでもないただ... Read More >>

これからの社会を生きるエンジニアへ【ソフト屋とハード屋、どっちが得だと思う?】

ちなみに私はハード屋だ。 ハード屋の視点、ソフト屋それぞれの視点 仲間内であったり、友人同士であったり、たまに議論というかグチの応酬のようなことになる。表面的には「やっぱソフト屋の方が得だよねぇ〜」「いやいやハード屋でしょ、得してるのは」そんなやりとりだが、裏は「ハード屋は損してる。だって最近の中途採用の公募職種見てみろよ。ソフトばっかだぞ」とか「ソフト屋は損してる。だって次々出てくる新しい言語やアルゴリズムを延々習得し続けないといけないんだぜ」とかいうようなグチが見え隠れする。 まぁどっちの言い分も一聴... Read More >>

六十進数って聞き覚えがあるかな?

ちょっと面白いネタがあったので『進数』について取り上げてみる。 「2進数」とか「10進数」とか「16進数」とかいうやつだ。 まず簡単に 進数 が何なのか説明すると、 言葉で表現すると いくつで桁が上がるか を表現したものだ。 10進数は普段から一般に使用しているもので 0 → 1 → 2 → 3 → 4 → 5 → 6 → 7 → 8 → 9 → の次は桁が上がって10になる。 2進数なら 0 → 1 → の次が2にならずに桁が上がって10になる。 16進数の場合は 0 → 1 → 2 → 3 → 4... Read More >>

アメリカは皆よそ者

アメリカで生活していると残念ながら疎外感を感じることはいくつかある まぁそれはしょうがないのだ。 おれよそ者だし。 しかも経験豊富な諸先輩の方々が語るにはカリフォルニアはひじょーに恵まれているという。 そもそも移民エリアなので古い付き合いがないし、入れ替わりも激しい。 人種も色々だし、むしろ白人の割合の方が少ないくらいだ。 それは良い らっきーらっきー。 しかし、 まぁあるもんはあるのだ。 たまにだけどね。 さて、 その中でもひときわエグいのが、 罰則が非常に厳しいこと 駐車禁止で70ドル、スピード違... Read More >>

持ちネタ

ビジネスの上での持ちネタの話をしよう。 今日は世界的にも有名な人物が逝去された日ですからね。 以前ある人がこう言いました。 「ジョブスはやってることは昔から何も変わらない」 これはある意味での褒め言葉でもある。 ジョブス自身も「他人のことは気にせず自分の道を行け」ということを言っていたとか。 正解か不正解かは置いておいてその潔さは見習いたいもの。 さて「何も変わらない」っていうのをもう少しキチンと言うと 持ちネタとしての彼が信じ切ってるビジネスモデルがあるということだ。 それで負けても仕方なし、と思ってい... Read More >>