Category: 社会・思索

小林亜星が「音楽なんてほとんどがパクリ」と言ってたけどそれはある意味で真理なわけで、

「画期的なアイディアを思いついた!!!」 とシャワーを浴びながら小躍りしたくなることはよくある。 しかしその『画期的なアイディア』というものはほとんどの場合で 真の意味での『画期的』にはなかなか届かないもので よくよく調べたら似たようなものが既にあったり、 そのアイディアを煮詰めているうちに他の人が似たようなものを出したりするものだ。 でもそのとき言うべきセリフは 「早くやれば良かった、チクショウ!」 ではなくて、 「お、同じようなこと考えるやつがいるってことは良いアイディアなのかもな」 が正解なのだろう... Read More >>

どこかの大企業より近くの馬の骨

 この記事は過去の投稿の復刻版=back numberですここシリコンバレーならではの文化なのかたまたま私がそういう事例ばかり見かけるかなのかわからないが「どこかの大企業より近くの馬の骨」というポリシーに近いものを感じる。これは主にパートナー選択の際の話だ。というのも、シリコンバレーからは様々なインフラ系スタートアップが成功を収めているが、それらの最初の顧客は大抵シリコンバレーの企業なのだ。インフラ系は早い段階である一定数の顧客を手にできるかどうかが勝負だ。その意味ではシリコンバレーは非常にその... Read More >>

理不尽とプロフェッショナリズム 〜 BtoBとBtoC 〜

# これは過去の投稿=backNumberです 最近『狼と香辛料』を読んで商人も楽しそうなもんだなと思った。(安直w)狼と香辛料は中世のヨーロッパをもじった世界を舞台に行商人と人狼の旅を描いた物語で、ずいぶんと渋い題名だがそれなりに人気でマンガやアニメなどにもなっている。商人は情報と知識が命、しかし時折度胸と機転が求められる。想像するには楽しく、行うは難し、というやつなんだろうがとりあえず見る分にはやはりエキサイティングで断片的にとりあげられるテーマにも作者の色々な造詣の深さには唸らされることがある。異端... Read More >>

『人脈』っていう言葉を使うのに軽く嫌悪感を覚えたら日本人

# この記事は以前の投稿の復刻版=back numberですまず最初に、ことアメリカ社会においては人脈ってとても重要だ。日本にいたときにも多少はそう思ったけどアメリカに来ると重要度が跳ね上がる。それは雇用形態の話だったり、日本みたいな階層構造ではない組織構造のうんぬんとか、まぁ色々なものが絡み合っての話なわけだけど基本的には単にみんなそういうのが嫌いじゃないんだと思う。文化と言っても良い。したがって古くから『人脈』という言葉に幅広く親しいアメリカ人はそういうものの使い方やコントロールの仕方が上手なんだと思... Read More >>

アメリカは皆よそ者

アメリカで生活していると残念ながら疎外感を感じることはいくつかある まぁそれはしょうがないのだ。 おれよそ者だし。 しかも経験豊富な諸先輩の方々が語るにはカリフォルニアはひじょーに恵まれているという。 そもそも移民エリアなので古い付き合いがないし、入れ替わりも激しい。 人種も色々だし、むしろ白人の割合の方が少ないくらいだ。 それは良い らっきーらっきー。 しかし、 まぁあるもんはあるのだ。 たまにだけどね。 さて、 その中でもひときわエグいのが、 罰則が非常に厳しいこと 駐車禁止で70ドル、スピード違... Read More >>

持ちネタ

ビジネスの上での持ちネタの話をしよう。 今日は世界的にも有名な人物が逝去された日ですからね。 以前ある人がこう言いました。 「ジョブスはやってることは昔から何も変わらない」 これはある意味での褒め言葉でもある。 ジョブス自身も「他人のことは気にせず自分の道を行け」ということを言っていたとか。 正解か不正解かは置いておいてその潔さは見習いたいもの。 さて「何も変わらない」っていうのをもう少しキチンと言うと 持ちネタとしての彼が信じ切ってるビジネスモデルがあるということだ。 それで負けても仕方なし、と思ってい... Read More >>