Q. 創業には資金が必要?

最終更新日

cash coins money pattern

1. ゼロ円
2. 数十万円
3. 最低100万円

答えは2の数十万円です。

よく「株式会社がゼロ円で起業できるようになった!」と言われますが、これは事務手数料に関する話がごっそり抜けています。書類作成と登録免許税の合計でおおよそ20万円を超えるはずです。
流石に完全なゼロ円でノリで会社をバンバン作られたら困る、それなりの覚悟でやって欲しい、ということではないでしょうかね。

なお余談ですがこの金額は各国様々でドイツなどでは25,000ユーロくらいするようです。こりゃ高い。
3に書いた「100万円」というようなレベルの資本金は仮に積めるのであれば積んでおくとそれ相応のメリットがきちんとありますが、あくまで創業当初ではなくあとで考えても全然構わない話のように思われます。
したがって、とりあえず創業するにあたって必要な金額は数十万円。20万円~30万円程度と言って差し支えありません。

なお株式会社よりも合同会社の方が安く設立できますが様々な面で株式会社と異なりますのでそこはきちんとお勉強してください。

九頭龍 'kuz' 雄一郎 エンジニア/経営者, 日本の大企業からシリコンバレーのスタートタップまで多種多様な千尋の谷に落ちた経験を持つ。 株式会社ClayTech Founder/CEO, 監査役DX株式会社 Co-founder/CTO, 株式会社スイッチサイエンス取締役, 株式会社2nd-Community取締役, 東北大学客員教授, 東京工業大学非常勤講師, 武蔵野美術大学非常勤講師, 他複数社の顧問など。

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