Monthly Archive: 2019年10月

起業は社会人スポーツみたいなもの(必然性の視点)

やるべきか、やらざるべきか、それが問題だ社会人として生きていく以上様々な外界(他人、外国、宇宙?)との付き合いが発生する。それらには溢れんばかりの課題や不具合が転がっていて、それらは「解決すべきではないのか?」とあなたの心を揺さぶる。健全な魂は健全な肉体に宿るやるべきことをやらないのはストレスである。自分がその解決策に気付いていたりしたら尚更だ。酷く健全ではない。 しかし一方でやるべきことが複数あるということは社会人であれば誰もが知っている。社会問題を解決するのも良いがそれで家族を路頭に迷わすのはどうだろ... Read More >>

リスクアセスメントとリスクマネージメントの違いについて説明するとスタートアップの精神が説明しやすくなる

リスクアセスメントとリスクマネージメントはひとによっては同じ言葉のように捉えているひとがいたりもするのだが、当然意味合いは違う。 とりあえず教科書的に言っておくと、 リスクアセスメントとは「assess=評価する」のとおり、リスク自体を過去の経験や賢人のノウハウから認識して定量化および資産化することである。 リスクマネージメントはそれを「manage=管理する」ことである つまりアセスメントがあって、その後にマネージメントがあるわけだ。 あ、ちなみに端折ってしまったがリスクというのは一般にはリリース... Read More >>

数字もいいけど現場の知識

事業計画書の手本的なお作法として 「業務効率改善」「効率化と人件費削減」「しかるして市場価値は」 という文脈はよく見る。 全くもって間違っていないし、それが無ければ会話できない(会話してくれない)種族の人もたくさんいるのでぜひ整えて欲しい。 しかし、ここではその後にある「誰もが出くわすちょっとした裏側」の話をしたい。 これは全然勿体つけるような大層なものではなくて、誰もが事業に対して一歩二歩あゆみを進めたら絶対に出くわすのだ。 例えば、BtoBのビジネスをイメージしてみよう。 あるサービス業界をター... Read More >>

誰がオーナーなのかハッキリさせとけよ

技術シーズを元に立ち上げたアーリーステージの会社にありがちなケースとして 「誰がプロジェクト・プロダクトのオーナーなのかが話を聞いててハッキリしない」 という状況によく出くわす。 理想的なのは ・経営判断を行う資質を持ち、かつそれに対して責任を持てる人 ・一番株を持っている人 ・コミットメントが最も高い人 ・業界情報や顧客ニーズに詳しい人 が同一人物であることだ。 ある程度成熟した企業においては必ずしも同一ではないことが多いが、初期の、特にスタートアップにおいてはそれらは同一であることが著しく望ましい。... Read More >>